本文へスキップ

長崎県島原市の犬猫専門病院 

お問い合わせはTEL.0957-73-9771

痛みの少ない手術

当院では痛みの少ない手術を心がけています。

@鎮痛剤
 
先制鎮痛法:手術前から鎮痛剤を使用することによって、最大限の効果を得られます。
 
マルチモダール鎮痛:予想される痛みの程度に応じて、抗炎症剤・神経鎮痛剤・鎮静剤など作用点の異なる鎮痛剤を組み合わせ、多角的に鎮痛を行います。
 
神経ブロック:整形外科や大手術などの重度の痛みを伴う手術は、局所麻酔や硬膜外麻酔などの注射で神経をブロックします。                 末梢神経刺激装置
   

A傷の小さな手術
傷が小さければ痛みも少なく、傷も早く治ります。
当院では、避妊手術や去勢手術は可能な限り最小切開で行います。
例1:猫の避妊手術 約5mm(発情期は除く)   例2:犬の避妊手術 小型犬では1〜1.5cm程度
   

例3:犬の去勢                  例4:犬の両側腹腔内の潜在精巣              
    
お腹の中の場合も、超音波検査にて目的臓器を確認することでピンポイントの小切開手術を行っています。

B腹腔鏡手術
当院では0.5〜1cmの穴が2〜3ヶ所でカメラ手術を行う、腹腔鏡手術を行っています。
大きな切開を加えずに小さい傷で痛みも少ないうえ、拡大された視野で精密な手術をすることができます。
適応手術:避妊手術・内臓の生検(組織検査)・胃固定・膀胱結石・心膜切除・乳び胸など。


C凍結手術
高齢でできやすい良性の皮膚イボなどは、局所麻酔による切除もしくは凍結ガス手術を行うことができます。
液体窒素にて痛みなく凍結処置を行うと、小イボであれば約1〜2週間後にはイボがなくなります。